会長コメント
2026年1月5日
2026年 新年メッセージ
新年あけましておめでとうございます。
会員の皆さまにおかれましては、平素より当協会の活動に格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
<振り返り>
2025年を振り返りますと、国際情勢の不安定化や急速な技術革新の進展により、企業を取り巻く環境がかつてないほど複雑化した一年でありました。デジタル化やAIの実装が急速に広がる中で、皆さまの仕事の進め方も大きく変化しつつあるのではないでしょうか。
こうした環境変化を踏まえると、今後は既存の枠組みを超えて人材や情報が有機的に結びつき、新たな価値が次々と創出される時代になると強く感じています。その変化の波を次なる成長の機会へと転じていくためには、技術導入や設備更新だけではなく、「人ならではの価値」に目を向けた人材育成や、元気に前向きに働ける環境づくりへの投資が、より一層重要になると考えます。
<愛知経協の活動について>
本会は、2025年度よりスタートした新たな3か年の中期活動計画に基づき、会員企業の現場を支える活動を進めております。昨年1年を通じて、皆さまから寄せられた400件近い労務相談への対応や、年間40回以上のセミナー等での情報提供を基盤に取り組んでまいりました。
また、昨年6月には「エンゲージメント」をテーマに、現場で活かせる実践的な内容をまとめた研究委員会報告書を発行し、会員企業の皆さまや県内外の関係者からご好評をいただきました。
本年6月4日、当協会は創立80周年を迎えます。これまでの歩みを支えてくださった会員企業ならびに関係各位の皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。中期活動計画に基づき80周年を新たな節目として、次の4つの重点プロジェクトを検討してまいります。
①外国人材の受入れ・育成・定着支援
②理工系分野における女性活躍の推進
③人生100年時代を見据えた健康経営
④次世代経営人材の育成
これらはいずれも、企業の現場に寄り添い、人が集まる地域としての愛知の魅力を高めていくための基盤づくりであり、企業の現場で役に立つ実践的な支援を進めてまいります。
<大切にしたいこと>
こうした活動を、会員企業の規模・業種・地域の実態に即して深化させていくためには、現場の声に丁寧に耳を傾け、複雑に絡み合う課題を一つひとつ紐解いていくことが欠かせません。そして、その過程で浮かび上がる課題の中には、1社だけでは解決が難しいものも多く存在します。
だからこそ、本音で語り合える関係を土台とした「つながり」を何より大切にし、多様な企業の経験と知恵を結集しながら、課題に真正面から向き合う姿勢を貫いてまいります。
答えがすぐに見えず、時間も手間もかかる、いわゆる“面倒くさい課題”にこそ、関係者の御協力もいただきながら立ち向かい、粘り強く行動し、成果へとつなげていく。そうした覚悟で取り組んでまいります。
ぜひ「愛知経協」にご期待ください。
本年も会員の皆さまのさらなるご発展とご健勝を心より祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
2026年1月1日
愛知県経営者協会
会長 有馬 浩二

