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2020年6月23日

調査・資料

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「外国人材の活躍と共生」研究委員会報告書の発行について

愛知県経営者協会(会長:加藤宣明、(株)デンソー元会長)では、研究委員会報告書「外国人材の活躍と共生 ~企業の持続的な成長に向けて~」を発行しました。(委員長:石黒 武 当会副会長、大同特殊鋼(株)代表取締役社長執行役員)

当会では、激動する社会経済環境の中で、持続的に企業活動を維持、成長させていくためには人材の確保と育成が重要な経営課題であると認識し、「人」に関する様々な調査・研究活動に取り組んでおります。

今回は、特に愛知県におきまして急増し、社会経済活動に大きな影響を及ぼしている「外国人」に焦点を当て、企業における活躍と社会との共生について、調査研究に取り組み、報告書として取りまとめましたのでご紹介いたします。

 

1.冊子名

外国人材の活躍と共生 ~企業の持続的な成長に向けて~

 

2.概 要

【発行に至った背景】

わが国では予想を上回るペースで少子高齢化が進展し、中長期的には労働力人口の減少が経済の維持発展の足かせとなることが懸念されている。今後は、多様な人材の活躍推進や社員の能力開発、テクノロジーを活用した労働生産性の向上など様々な施策を総動員していかなければならない。そのような状況の中、2019年4月には在留資格制度の拡充が図られ、改めて今後の企業活動を支える人材として、「外国人材」への関心や期待が高まっている。

 

【冊子の特徴】

在留資格や能力によって多種多様である外国人材に関わる課題やその解決の方向性を具体的に検討するため、通常「高度」と「現場」の2つに分類されることが多い外国人材を、企業が期待する役割を基に3つの区分(Ⅰ型~Ⅲ型)に分類した。(報告書2ページ)

 

研究委員や有識者の意見を基に、「『外国人材』は企業が持続的に成長していくための有効な人事戦略となり得る」をはじめとした5つの仮説を設定(報告書3ページ)し、「企業の人事担当者」、「会員企業で勤務する外国籍社員」、「当地の大学に留学している外国人留学生」の三者にアンケート調査を実施し、仮説を検証した。(報告書102ページ~106ページ)

 

企業での外国人材の「活躍」については、外国人材を受け入れる態勢を全く整備していない企業にも参考にしていただけるよう、アンケートの結果、企業の課題意識の高い項目や外国人材から要望が多かった項目を中心に、16個の課題を抽出し、課題解決のポイントを網羅的にまとめた。(報告書43ページ~60ページ)さらに、課題解決に資する19の企業事例(企業名非公開)も掲載した。(報告書85ページ~100ページ)

 

3.購入方法

・価格 会員企業   600円(税込み・送料別)

    非会員企業 1,500円(税込み・送料別)