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経営者訪問

トップとして思いを発信し続ける大切さ

名古屋電機工業株式会社 代表取締役 服部 高明 氏

名古屋電機工業株式会社 代表取締役 服部 高明 氏

■社員とのコミュニケーションの重要性

 私が経営者として最も大切にしていることは社員とのコミュニケーションです。そのために実施していることの1つが、月に1度の朝礼での社長メッセージです。これは就任したときから継続して実施しているもので、自身で書いた原稿を元に自らの思いを社員に伝えるようにしています。しかし、本社スタッフ部門350名の社員に対しては、直接メッセージを伝えることができますが、外回りの営業部門や本社以外の事業所の社員に対してはこれだけでは言葉を届けることはできません。本社スタッフ部門以外を補うため、この朝礼は録画をしており、原稿とともにその日のうちに社員に配信しています。ただ話をするだけなら原稿はなくてもできますが、自分の言葉に責任を持つことや、全社員が見ることができる仕組みを作る上で必要なことだと考えています。このメッセージを継続することで抜本的な変化があったということはありませんが、「今月のメッセージ見てくれた?」など、各社員とのコミュニケーションのきっかけになっています。

■考え方の軸を再構築

 社長に着任した3年前は、会社の状況は良いといえる状況ではなく、会社全体として重たい雰囲気が漂っていました。その中で私が徹底していったのは、仕事における売上と利益の考え方についてです。仕事は売上高と利益が比例するわけではありませんが、どうしても大きい売上高の仕事を獲得できた方が良いと考える社員がいました。金額が大きい仕事はその分業務量が多い場合もあります。そうであれば売り上げが大きく、業務量が多いが適正な利益を見込むことが難しい発注については止む無く身を引いたとしても、売上自体は小さくても、業務量、利益が標準的な仕事を受けたほうが、社員の業務負荷軽減につながると考えられます。しかし、これを理解してもらうには時間がかかりました。先に述べた社長メッセージでの呼びかけや、私がよくコミュニケーションを取っている管理職クラスからの説明、時には私自身が直接説明することも頻繁に実施し、社員の負荷を軽減しながら会社の業績回復に努めていきました。このような取組みの甲斐もあってか、会社の業績も少しずつ回復し、肌感覚ではありますが挨拶が増えるなど、社員が以前より明るくなったように感じます。

■これから

 やはり一番大切なのは社員ですから、健康経営にも力を入れていきたいと考えています。例えば禁煙成功で金一封などもいいかもしれません。そのほかにも部署による負荷の平準化を進めたいと考えています。部署間の不平等感を軽減し、心理的な垣根を取り払うことで、より明るく活力のある会社にしていきたいと考えています。