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トップページ > 経営者訪問 - 2019年5月

経営者訪問

社員が成長できたと実感できる機会をつくる

株式会社川瀬電気工業所 代表取締役社長 鈴田 正道 氏

株式会社川瀬電気工業所 代表取締役社長 鈴田 正道 氏

◆私の経験と学び

 私は当社へ入社する前、ある商社で10年程サラリーマンを経験しました。この経験が私の社会人、そして経営者としての基礎が形成されていると思っています。
 大学入学時に少し回り道をしたため、新入社員として社会人をスタートした時は同期より3歳年上でした。もし会社がリストラをする事態になったら、年齢分だけ給与の高い自分からその対象になってしまう、と大きな覚悟をもって入社したことを今でも覚えています。そこで私は、3歳上の社員をターゲットにして、少しでも早くその先輩社員と同じことができるようになることを目標として仕事に取り組みました。
 その結果、上司・先輩などまわりの社員にも恵まれたおかげもあり、少しずつ成果を上げることができるようになりました。成果が上がれば、上司・先輩から褒められ、さらに仕事に対するモチベーションが上がり、次の新しい仕事にチャレンジしていく、という好循環を生み出すことができました。そして、自分の仕事をこなすことで精一杯だったのが、職場全体を目配り出来るようになり、自分自身で成長できたと実感することができました。
 ここに、賃金等の報酬だけではない、仕事に対するやりがい、働きがいを見出すことができ、仕事への意欲を大きく湧き立たすことができました。

◆社員が成長できたと実感できる機会を提供

 私が経営者として最も大切にしていることは「社員が成長できたと実感できる機会を提供し続ける」ことです。これは先述の通り、サラリーマン時代の経験から生まれたことです。
 社員に対しては、なるべく現場を固定せずに色々なお客様を担当し、多くの経験ができるよう配慮しています。新しい経験を積むことで新しい発想も生まれ、社員自身も成長したことが実感できるようになると思います。こうした経験の積み重ねが、仕事に対するモチベーションの向上につながり、仕事の幅も広がっていくことになると思っています。

◆働き方改革への取組み

 建設業界は長時間労働が当たり前となっており、私も当社へ入社した際“長時間労働を是正しよう”と提案しましたが、“建設業はそういう業界だから”の一言で誰も受け入れてはくれませんでした。
 ただ、社員の働く環境を改善しないと、社員満足度が低下し、成長に必要な“あとひと踏ん張り”がきかなくなってしまうという大きな危機感があり、私が社長に就任した時に「とにかく、総労働時間を減らす」と宣言し、働き方改革への取組みを推進することにしました。
 個人毎の時間外労働管理表の作成とチェックによる労働時間の把握や担当業務の配分、それと同時に今後は、工期短縮に向けて、発注先へ作業方法・環境改善の申し入れを行うなど、生産性向上の取組みも合わせて実施していかなければならないと考えています。こうした取り組みを進めるのと並行して、私からは“無理やりにでも休みを取れ”と社員に対して言い続けており、最近では社内の雰囲気・意識も変わってきたと感じています。