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「心身の健康づくり」

愛知トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 山口 真史(ヤマグチ マサシ)

愛知トヨタ 山口社長
昭和46年 2月生まれ
平成 6年 3月 慶応義塾大学 経済学部卒業
平成 6年 4月 トヨタ自動車株式会社入社
平成14年 4月 愛知トヨタ自動車株式会社入社
平成15年 6月 同社 取締役
平成18年 6月  同社 常務取締役
平成19年 4月 同社 代表取締役社長
現在に至る

  社の前身である日の出モータースがトヨタの第1号車(G1型トラック)を販売したのが、1935年(昭和10年)の12月。これが当社の実質的な創業であります。以来、年を重ね、創業72年目を迎えた昨年4月に、私は社長に就任いたしました。私は1971年(昭和46年)の生まれですので、社長就任時、満36才。ちょうど社歴の半分の年齢の社長が誕生したわけであります。会社も私もイノシシ年の年男の年に、そんな節目を迎えました。新米社長の1年目は、本当にアッという間に過ぎ去っていきました。
  そんな1年の間、多くの先輩経営者にお会いする機会を得ましたが、複数の企業トップの方々から頂いたのは、「山口さん、健康管理が経営者の一大仕事。若い若いと思って、高を括っていてはダメだよ。ストレス対策含めてちゃんと取組んだ方がいいよ」というアドバイスでした。生まれてこの方、体調に気遣ったこともほとんどないし、大病の経験もない。正直ピンと来なかったのですが、経験豊富な皆様からの心あるご忠告ですし、ご自身の体験からくるお言葉も数多くありましたので、自分なりに考えてみました。
 やはり、心身共に健康でなければならない。まず身体面ですが、忙しさにかまけて、確かに体を動かす時間が激減し、結果、若干筋力が低下し、体脂肪が増加傾向。多忙な中で時間を捻出し、効率的にこうした課題を解消しようと、最近、妻と一緒に加圧トレーニングを始めました。ご存知の方も多いと思いますが、加圧トレーニングとは、腕や太腿の付け根を適切な圧力で縮めることで、血流を適度に制限し、これにより筋肉はハードなトレーニングをしたときと同じような状態になり、成長ホルモンの分泌が促進されるという仕組みです。従来のウェイトトレーニングなどの高い負荷でしか得られなかった効果が、この加圧トレーニングでは短時間に軽負荷の運動量で得られます。1週間から10日に1回、専用のジムに通い1時間程度、インストラクターの指導のもと、汗を流しています。腕立て伏せをするにも、腹筋運動をするにも、加圧されている状態だと、かなりキツい。1時間が2時間にも3時間にも感じられます。まだ始めて数ヶ月ですが、体力強化、ダイエットの効果は徐々に見えてきましたので、継続していきたいと考えています。
 心の方の健康対策ですが、これはストレス対策と言い換えていいかと思います。この社長としての1年を通じ、その必要性をよく理解しました。これはやはり、社長になってみないとわからない。と同時に、そのストレスの発生源とは何かということを、都度、冷静に見極めながら、それに対処するコツのようなものも、何となく体得出来てきたように思います。体のみならず、心もヘルシーな状態に保つ事、これ社長の重大任務。社長の元気が会社の元気、との考えのもと、前向きに諸事に対処して参りたいと、今改めて意気込んでおります。
 昨年4月、創業72年目を迎えた、と記しましたが、それと同時に当社グループは、純粋持株会社体制に移行いたしました。?ATグループという持株会社のもと、愛知トヨタ自動車は事業会社というかたちで、新会社としての新たなスタートを切りました。ゆえに、当社は厳密に言うと、発足してからまだわずか1年と少し。会社も社長も2年目を迎えたばかりです。会社も社長も、その若さを活かし、明るく果敢にチャレンジし、「選ばれる愛知トヨタ」づくりに励んでまいる所存であります。

(次号7月号は、トヨフジ海運株式会社 代表取締役社長 駒田邦男様にお願い致します)