「経営者の健康管理」
丸菱工業株式会社 代表取締役会長 河村嘉男(カワムラ ヨシオ)
| 1940年 4月生まれ | |
| 1963年 3月 | 日本大学経済学部経済学科卒業 |
| 1963年 4月 | 株式会社東海理化電機製作所入社 |
| 1967年 9月 | 丸菱工業株式会社入社 |
| 1969年 7月 | 同社 代表取締役専務 |
| 1979年 7月 | 同社 代表取締役社長 |
| 2007年 7月 | 同社 代表取締役会長 |
| 現在に至る | |
今年のプロ野球ペナントレースは、最後まで熱戦が繰り広げられ、セ・リーグは読売ジャイアンツ、パ・リーグは日本ハムファイターズが制しました。しかしながら、今年からセ・リーグもクライマックスシリーズを取り入れたため、ペナントレース優勝チームが日本シリーズに出場できるわけではなくなり、プロ野球が今まで以上に楽しめるようになりました。
我が中日ドラゴンズは、残念ながらペナントレースの優勝は逃したものの、クライマックスシリーズにおいて阪神タイガースに2連勝、読売ジャイアンツに3連勝と破竹の勢いで勝ち進み、日本シリーズに2年連続出場を果たしました。日本シリーズでは、初戦に破れたものの第2戦より4連勝し、見事53年ぶりに待望の「日本一」に輝きました。
この優勝はペナントレース終盤になっても、主力の福留選手以外は怪我や故障もなく、選手が一丸となって、万全な体制で戦った結果であったと思います。
どんなに優れた能力を持ち合わせた選手でも、怪我や故障で1年間を棒に振ってしまうケースは幾らでもあります。怪我や故障の原因はやはり日頃の鍛錬の内容、つまり鍛錬の品質ではないでしょうか?鍛錬不足というより、酷使による肉体の組織の疲弊ということもあり得ることでしょう。いずれにしても長丁場を乗り切るための肉体を作っておくことがプロとしての使命ではないかと思います。
長丁場といえば、我々経営者も実に長い間、様々なことと戦っていると思われます。ペナントレースのように「オフ」というものがありません。そして、年々体力の衰えを感じるのは否めません。これは生物学上仕方のないことでありますが、それでもまだ「オフ」には入れない私が常に体力維持のために行なっていることは、「適度な運動」と「バランスの良い朝食」の2点です。
私は日頃から車での移動中でも指先や足首など、身体を動かす様に心掛けておりますし、またゴルフプレーの際でも両足首に500グラムのベルト式ウェイトを巻き、足にある程度の負荷をかける(慣れれば全く違和感なし)ことにより、「歩く」という日常の当たり前の動作に効果的な運動量を確保しています。有酸素運動などの激しいトレーニングは、場合によっては身体を痛めることにこともあり、検討の必要ありと考えております。
また、私は年間を通じて、土日でさえも自宅できちんとした三食をいただくことは不可能です。しかし、健康管理のためにバランスの取れた食事は大変重要です。そこで私は、何とか自宅で摂取可能な「朝食」に重点を置き、毎朝25品目以上の食べ物を摂取するように心掛けています。「朝食」こそ、毎日の激務をこなすためにも、一番気を使っていただきたい食事であります。ちなみに朝食は私自身が作っています。早起きしての調理は意外と楽しいもので、家族にも評判はよろしいようです。
昨今の少子化に伴い、我々熟年層に今後更なる活躍を求められることとなるのは明白であります。お互いに体調に留意して、少しでも長い年月、社会に貢献したいものです。
(次号平成20年1月号は、中部日本放送株式会社 代表取締役社長 夏目和良様にお願い致します)


