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名港海運株式会社 取締役社長 三輪 尚治(ミワ ナオハル)

名港海運株式会社 取締役社長
昭和8年3月生まれ
昭和30年3月 早稲田大学 教育学部卒業
昭和31年3月 名港海運株式会社 入社
昭和53年6月 同社 取締役輸出第二部長
昭和58年6月 同社 常務取締役
昭和63年7月 同社 専務取締役
平成 3年6月 名郵不動産株式会社 取締役(現任)
平成 3年7月 MEIKO TRANS CANADA,INC.取締役会長
平成 7年6月 名港海運株式会社 取締役副社長
平成13年6月 同社 取締役社長(現任)
名港陸運株式会社 取締役(現任)
現在に至る

 当社が本拠を置く名古屋港は、1907年に開港しまして、来年で100周年を迎えます。この間、港湾管理者や名古屋港を利用いただいているお客様方のご努力により、昨年は貿易額では12兆3385億円で5年連続、総取扱貨物量も1億8713万トンで4年連続と、日本の港では第1位の数字を確保しております。また、コンテナの取扱い数も249万本(TEU)と過去最高を記録いたしました。本年も取扱貨物は好調に推移しておりますので、引き続き好成績を残せる見込みでございます。

 さて、最近のテレビ・新聞で報じられているニュースのうち、一番驚かされるのが飲酒運転による交通事故です。話を聞く度に、幼い命や主たる働き手を奪われた家族の悲しみが、ひしひしと伝わって参ります。行政も遅まきながら、予防策や懲罰を講じておられますが、何と言っても人間個人としての自覚が無さすぎるという事実が、同じ日本人として恥ずかしくも悲しくもあります。

 当社も従業員には飲酒運転、または飲酒運転の教唆・幇助に対しては、厳しい態度で機会あるごとに啓蒙しておりますが、ここに来て、車の運転を業務とする輸送部門では、始業前に検知器でアルコール検査を行うこととしました。これを、しっかりと実行すると共に、従業員の就業規則も飲酒運転に関する条項を追記して、この種の交通事故防止に努めております。

 当社は、会長が港区の安全運転管理協議会会長を、社長(小生)が名古屋水上署の防犯交通協会の会長を仰せつかっており、当社グループは勿論、前記協会においても一丸となって、今後とも飲酒運転撲滅を図って行く覚悟であります。

 今一つ、最近よく取上げられる話題として、環境に対する取組みがあります。こちらも会社として見過ごすことの出来ない問題であると考えていますので、2001年から順次、事業所ごとに取得していた環境ISO14001の認証を、本社が主体となって環境理念・環境方針を決定し、全社について今年度中に取得する予定であります。

 その他、環境への配慮としまして、作業部門は、所有するフォークリフトを、可能な限りディーゼルエンジンからバッテリーエンジンに切替え、輸送部門では、交通エコロジー・モビリティ財団発行のグリーン経営認証を取得しました。また設備部門では、当社が保有する大型倉庫のうち3ヶ所の屋根部分を利用した太陽光発電設備を新設するなど、微力ではありますがCO2の発生削減に協力しており、地域事業者として、出来るところから環境保全への貢献を進めて行ければと考えています。

 最初に申し上げました通り、名古屋港は来年100周年を迎えます。各種の行事が行われる予定ですので、地下鉄、あおなみ線と非常に便利になりました環境に優しい公共交通機関をご利用の上、ぜひ名古屋港へお出掛けください。

(次回12月号は、新東工業(株)代表取締役会長 矢野 武様にお願い致します。)