「私のストレスの発散方法」
株式会社 日本精機 代表取締役社長 辻村 通博(つじむら みちひろ)
| 昭和28年 3月 生まれ | |
| 昭和51年 3月 | 日本大学 生産工学部機械工学科卒業 |
| 同 年 4月 | 株式会社日本精機入社 |
| 昭和60年 4月 | 株式会社新京都精機へ出向 |
| 昭和63年 3月 | 株式会社 日本精機へ戻る |
| 平成 2年 6月 | 同社 取締役就任 |
| 平成 7年 6月 | 同社 代表取締役就任 |
| 現在に至る | |
最初に当社の歴史と業務内容について説明いたします。
当社は、大正9年に私の祖父である辻村新二により、神戸市内にてゴム製品の金型を主な生業として創業いたしました。その頃のメインのお客様であった、神戸製鋼所様がアルミダイカストの製造を名古屋の地で始めるにあたり、我が社も名古屋に分工場を設立し、神戸の工場が戦災で消失してからは、名古屋で本格的なアルミダイカスト用金型の専門工場として活動してまいりました。 その後、モータリゼーションの発達と共に金型も雑貨物からカメラそしてミシン、オートバイ、自動車と品目も変わってきました。自動車用超大型のダイカスト金型と自動車のエンジンブロック、トランスミッション等、3年ほど前から取り組み始めた小型精密金型でリピート性が高く、かつ類似形状が多い金型を4品目に絞り製作しています。特に最近ではハイブリッド車用の金型で慌しくしております。
当社は、平成初期の頃は高年齢の技能者に支えられている会社でありましたが、世の中の景気が低迷している際に大量の新人を採用してきたため、当初は年齢ピラミッドが逆三角形でしたが、最近では新人が中堅になり綺麗なピラミッド形の年齢構成になりました。この大量の若者達は行動力やスピードはあるのですが、経験が少ないためいろいろな失敗もします。当然熟練者がそのフォローや指導が出来れば良いのですが、なかなか上手くは行きません。
私の場合、ちょうどその頃に厄年と重なり又長期の海外出張も原因かもしれませんが、じん麻疹が出るようになりました。出張中ですから最初はノミかダニの類だと思いましたが、当時は夕方になると足首とか太ももの内側にかゆみが出るのです。帰国後、医者に診てもらったのですが、ダニでは無くアレルギーとのことでした。原因を探るため反応検査も行いましたが、理由はよく解りません。一応ステロイド系の内服薬と体質改善の注射をしばらく続けましたが、薬を止めると又かゆみが戻ると言うことで、堂々巡りで本当に困り果てました。
その時に知人から鍼灸を紹介していただきもう13年程通っています。鍼灸は自然の治癒力を使い自分の力で自分を治すと言う考えで、体のバランスの悪い所を針で刺激し治療をします。全ての薬をやめ、鍼灸治療に変えたわけですから、当初は相当に辛い思いもしました。しかし1ヶ月程すると、知らない間にかゆみも無くなり楽になりました。
鍼灸の先生がおっしゃるには、私は外見に似合わず結構気を使うタイプだそうで、いい意味での繊細な神経の持ち主だそうです。この冊子の読者は大なり小なりストレスを抱えている方も多いと思いますので、私のもう一つのストレスの発散方法をお教えいたします。
私の趣味はバカが付くほどの車好きですが、主にインターネットを通じて同じ車種の仲間が日本中にいます。特に趣味性の高い車に乗っていますので、個性が強く変わった仲間が多いのです。こういった仲間の中では職業も年齢も社会的な地位もバラバラで関係はありません。車が好きだと言うことだけが共通項なのです。皆で集まりワイワイ話をしたり、一緒に旅行をしたり、家族ぐるみの付き合いもしています。この様な付き合いは学生時代の友人と同じで利害関係がありませんから、本当にリラックスした楽しい時間を過ごすことが出来ます。
つい最近では、長野県佐久市にある旅館経営の仲間の所に尾道市の友人が遊びに行くということでお誘いがあり、東京、京都、名古屋から仲間が集まり一緒に泊り飲み明かしました。他にもあちらこちらでイベントがあり、勿論参加は自由ですので、参加可能な時に楽しく遊んでリフレッシュを図っています。
以上拙い私のストレス解消法ですが、皆様の参考になればと思い紹介させて頂きました。


